ストレスとは目に見えないものであり具体的に把握しづらいものでもありますが、ストレスという圧力が心身に歪みを作り出します。分かりやすい例でいえば、虎に襲われそうになった時、心身は危険な状態だと判断をして攻撃・もしくは逃避の選択状態となり、体はいつでも行動が取れるように高いエネルギーを作り出します。拳銃などを持ち合わせていれば拳銃を持って攻撃し、近くに車があれば車に乗って逃げるという行動を取ることもあります。どちらかが終われば開放され、心身を元に戻すのが可能です。
この状態のようにストレスが溜まっている時は、発散しなければ違う生理反応を引き起こす可能性もあります。自分の思った行動が取れなければ防衛反応を引き起こして、体は猫背になります。そして、刺激を避けるために目の瞳孔は小さくなり、できるだけ動かないような姿を引き起こすこともあるのです。なぜかというと、動物の外敵の多くは動く物体に対して反応する傾向にあり、石のように動かない方が外敵から身を守りやすいからといえます。これがさらに強まれば、うつ状態になる場合もあるようです。
一般的に、女性は子供を生む体であるため、男性よりもストレスに強いといわれています。しかし、これはあくまでも子供を生む時です。女性は男性よりも感情を抑える理性が弱いため、男性よりもストレスを感じやすく、必ずストレスを発散することが大切になります。感情を強く感じる時は、甘みのあるものを食べてストレスを緩和させる方法もおすすめです。しかし、それは太る原因にもなるため、カラオケなどでストレスを発散するのが望ましいのではないでしょうか。